どうにか邪神デルニソスをサイクロン一発で葬り去ることができました。私が勝手に妄想したゲームの中での気になる点と、今回のプレーのセーブデータを載せました。
砂漠の都市・メトーペ(シブラ族)の騎士たちには、みな顔に特徴があります。そのほかのキャラクターにはない、マークがついています。
顔グラ/名前 | プロフィール |
---|---|
ゴーシュ砂漠に住むシブラ族を率いる風の巫女。シブラ族は遙か昔からゴーシュ砂漠の風の精霊と共に暮らしている。歴代の巫女の中でももっとも強い力を持つといわれている。 | |
ニーン | |
希代の軍略でメトーペを守る老騎士。もとはディルガドの騎士であったが、国王ランジバルドに意見し、あやうく処刑されそうになる。国を捨ててシルティアンに向かう途中、ゴーシュ砂漠で行き倒れていたところをメトーペの民に救われる。以後、風の巫女に忠誠を誓い、メトーペの民として生きる道を選ぶ。 | |
カールアルデ | |
騎士カールアルデの息子。彼が10歳のときにメトーペが陥落し、父親を含むメトーペの残党と共に放浪生活を送る。10年間父から教えを受け、立派な騎士に成長し、現在は父の命令で別働隊を率いて活躍している。その行軍は極めて素早く、「メトーペの砂嵐」と呼ばれている。陥落前はニーンに大変かわいがられており、彼女を助けようと心に決めている。 | |
レグシュンツ | |
騎士カールアルデの右腕として活躍する騎士。カールアルデの作戦を実行する中心的役割を果たしている。 メトーペ陥落の際、カールアルデの撤退命令を無視して決死の突撃を敢行する。 | |
ウバスチェフ | |
砂漠で迷っている人の道案内をしたり、道中で死んだ人を供養したりしていた。砂漠で倒れていたカールアルデを助け、メトーペに連れ帰った。砂漠の地理に詳しく、軍の道案内を務める。 | |
トアムー | |
砂漠の道案内トアムーの娘。風の精霊の加護が強く、幼い頃、砂漠で行き倒れそうになったところ、突然の砂嵐に吹き飛ばされ集落に帰り着いたこともある。 父親の魔力を受け継ぎ、一流の魔道士となった。メトーペの魔道士軍団のリーダーとして活躍する。 | |
ティマベリカ | |
ウバスチェフの子。父親を殺したグリムザクに復讐するべく、メイジの修行に励む。 体が強くないにもかかわらず、潜伏生活と無理な修行をしたため、体力を消耗している。ただ復讐の念のみが彼女を支えている。 | |
シャルニス |
右はメトーペ(シブラ族)の人物相関図です。
職業ごとに違いがあるようで、戦士のマークは「、▼,」のような形をしています。僧侶のトアムーには三日月、ティマベリカは風の魔道士らしく「ウィンドカッター」っぽいもの、巫女のニーンは笹の葉状です。ニーンのオデコについているものは、族長であることを示す印・あるいは宝飾品と私は考えています。今回の話とはまた別物と捉えています。
プロフィールからわかるように、ディルガドからやってきたという設定のカールアルデの顔グラにはついていません。それでも彼の息子のレグシュンツにはハッキリクッキリ現れています。
そこで疑問が浮かびます。地元民であり、今回のプレー記録の主人公、シャルニスにはどうして独特のマークがついていないんでしょう。
なんだか仲間ハズレみたいでかわいそうな気がします。そこで、私なりにその理由を考えてみることにしました。
こんなことを言うのは元も子もないんですが、コーエー社のグラフィック担当者が、彼女の顔グラにマークを描き加えるのを忘れただけかもしれません。
勝手にメーカーを悪者に仕立て上げるなんて、私はなんとイヤな奴でしょう。
各騎士のマークは、様々な色で塗られています。
ニーンはオリーブ色、レグシュンツはピンク、ウバスチェフはグレー、トアムーは暗い青緑、ティマベリカは淡い緑です。だいたい真ん中らへんの色を選択しましたが、見た目とは異なる場合があります。
これだけ色とりどりなんですから、シャルニスが肌と同色のマークであったとしてもおかしくはないはずです。
ところで、闇に操られたときのグラフィックでは、みなマークの色が変わらずにいます。
シャルニスはどうでしょう。洗脳者独特の血色の悪い顔には、先程の色はみじんもありません。では彼女の顔にはやはりマークなどないということでしょうか。
そうではないのです。なんと、彼女の顔のマーク色は特別仕様。顔色に合わせて変化する、カメレオンカラーのマークだったんです!まさにシブラ族の秘奥義といってもいいでしょう。それをCGで表した、コーエー社のグラフィック担当者の最新鋭技術には、感服せずにいられませんね。すげえ!
ダメだこりゃ。
去る2002年6月、当時大学生だった私はメーキャップを施して戦いに挑みました。
いや、正確に言えば、街角に設けられた大きな投影幕の前で、同志たちと戦況を見守っていたんです。
集結した人々の多くも、思い思いに念を込めたメークをしていました。私は左の頬に、白い長方形の地に赤丸を塗ったもの、反対側には青く「8」の番号を描きました。
私たちは「ウォー」とか「ワー」とか「モリシ!」とか「ヤッター」などの呪文を唱えていました。その効果があったかどうかは知りませんが、戦争は見事勝利。私は黄金色の発泡する液体を、頭から浴びたりして恍惚感に浸っていました。
そんな話はどーでもいいんですが、マークはこの部族に伝統の化粧であるとも考えられます。先天的な特徴ではないという考えです。民族アイデンティティの表れですね。
シャルニス、それにカールアルデの顔グラにマークがないのは、それがたまたまオフの日のスナップ・ショットだったんです。戦士たちの普段の顔、というのがあってもいいんじゃないんでしょうか。
同じメトーペの風の魔道士である、ティマベリカとシャルニスとを比較してみましょう。
プロフィールの記載事項、ならびに上級/下級職に分かれていることを考えると、両者の間には大きな壁があると判断せざるを得ません。
ティマベリカのマークの模様は、魔道士なので「ウィンドカッター」状に見えるというよりも、印が複数個表れるほどの高い能力の持ち主と考えるほうが自然かもしれません。
かたやシャルニス。マークが出ないほどのダメな娘という印象が拭えません。
ただ、スキル(身につける能力)でギフト(天性の能力)を上回る、そんな「雑草魂」が実現できるのもこのゲームの魅力であると私は思います。
今度は、同じ2世世代のレグシュンツとシャルニスとで比較してみます。
上でも述べましたが、ヨソ者のせがれであるレグシュンツにはマークがあり、ネイティヴの種から生まれたシャルニスには印がありません。
独特なマークがこの民族の血縁的特徴だとすれば、マークの有無への影響として考えられるのは母親です。カールアルデが現地の女性をめとり、ウバスチェフは流れ着いた他民族を妻に迎えたという裏設定があったならどうでしょう。
ただ、そんな話はゲームのどこにも出てきません。
窺い知れるのは、このシブラ族が母系社会ではないかということ。巫女であり族長でもあるニーンのプロフィールには歴代の巫女
とあります。また「ネルフィードの腕輪」の説明文には封印戦争の際に…メトーペの族長パーニャに授けた
ともあります。
この民族における女性が、優れた能力を有し、また後代に伝えるがゆえに尊重され、統治者にも選ばれるという考えはアリでしょうか。ニーンは闇シナリオ開始時には魔力187(レベル20)という人間にはあるまじき高い能力の持ち主です。貴種中の貴種といっても過言ではないでしょう。ティマベリカもそうした純血者であるとも考えられます。
しかし、代々巫女が族長に就くとは書かれていません。あるゲーム・ソフトには、「マーニャ」という半裸の踊り子が出ますが、こっちのパーニャは男性かもしれません。
何よりこの説をとった場合、あいの子として生まれたシャルニスの前途は厳しいものがあります。子孫には隔世遺伝で伝わるといいんですが。
グダグダ言っておりますが、これが一番現実的な考えです。シャルニスの顔のマークは、ティマベリカと同じ側である左頬についていて見えないだけではないでしょうか。
それだけではなんなので、別の可能性を考えてみました。そもそも顔についていなければならない理由があるでしょうか。体の別の部分についていて見えない、というのも一つの考えではないでしょうか。
うなじはどうでしょう。ウェーブの掛かったセミロングの髪を払うと、陶器のような白く細い首にチラッと見えたりしたらどうでしょう。
外からは見えない箇所についているかもしれません。内ももやおっぱいについていないとも限りません。彼女にとっての特別な存在だけが知りえるマークですね。
私はバカですね。
ストーリーの流れとあわせて考えてみたのが最後のこれです。この一族は、日本でいえば七五三のような児童期の通過儀礼として、族長手ずからマークを施すのではないでしょうか。シャルニスがその儀式を済ませる前に、メトーペが陥落し、ニーンが幽閉されてしまったが為に独特な文様がついていないのではないか、という考えです。私としてはこの説を一番推したいです。
ただ、このゲームでは年齢がパラメータとして表示されません。それでもゲームに登場(成人)する年は決まっているようなので、イベントとプレストーリー、トリムダルのプロフィールから、何歳で成人を迎えるかということを考えてみます。
トリムダルは闇シナリオ開始1年後に登場します。また、彼のプロフィール欄には25歳の若さでディナール国王となる
とあります。
様々な情報をかき集め、光シナリオ・ディナール王国でのプレー開始時の歴史を年表としてまとめてみました。
大陸暦 | 出来事 | トリムダルの 年齢(数え) |
---|---|---|
2361年1月 | 闇シナリオスタート | 14 |
2362年 | トリムダル成人 | 15 |
2363年10月 | グリムザク王国、帝政を宣言 | 16 |
: | ザーコイル・ニーン・モートラン幽閉 ヴィルシング幽閉 | : |
2367年後半 | 四国同盟締結 | 20 |
2368年前半 | イルギ・ディナール連合軍、グリムザク軍に勝利 ハイムダル負傷 | 21 |
2368年後半 | フリエスティア幽閉 | |
2369年 | ウロール幽閉 | 22 |
2371年 | プリムデル幽閉 | 24 |
2372年 | ディナール国王・ハイムダル逝去、トリムダル王位継承 トリムダル幽閉 | 25 |
賢者・グレンミュハルによりトリムダル救出 | ||
2373年1月 | 光シナリオスタート | 26 |
これでみると、成人は15歳ということになります。15歳で成人というのは、コーエー社の「信長の野望」でも採用されている(筒井順慶など除く)ため、大いにありうる話です。
話をメトーペに戻します。闇シナリオ開始時(2361年)には、レグシュンツ・シャルニスはまだ登場していません。レグシュンツは2368年、シャルニスは2370年に登場(成人)します。
レグシュンツのプロフィールにはこうあります。彼が10歳のときにメトーペが陥落し、父親を含むメトーペの残党と共に放浪生活を送る。10年間父から教えを受け
。
ここから、2人の年とメトーペの歴史の流れを考えてみると、以下の表のようになります。
大陸暦 | 出来事 | レグシュンツの 年齢(数え) | シャルニスの 年齢(数え) |
---|---|---|---|
2354年 | レグシュンツ誕生 | 1 | 受精前 |
2356年 | シャルニス誕生 | 3 | 1 |
2361年1月 | 闇シナリオスタート | 8 | 6 |
2363年10月 | グリムザク王国、帝政を宣言 | 10 | 8 |
2363年 10〜12月 | メトーペ陥落、ニーン幽閉 | ||
2368年 | レグシュンツ成人 | 15 | 13 |
2370年 | シャルニス成人 | 17 | 15 |
2373年1月 | 光シナリオスタート | 20 | 18 |
こうして見てみると、通過儀礼的な儀式がレグシュンツにでき、シャルニスにはできない期間が存在します。9・10歳時がそれです。この時期に独特なマークが入れられるのではないでしょうか。
ただ、これは難しい話です。年表の通りにメトーペを攻めるとなれば、グリムザクのユニットが砂漠でスタンバっていることになります。顔グラからシナリオをからめて考える、なんて面白いと思うのですが、どうでしょう。
デルニソス撃破直前のセーブデータをアップしておきます。(ウロールらと)シャルニスのユニットは、グリムスとドレンタイトの間にいます。「未行動ユニット」のアイコンを選択すればフォーカスがいきます。
上書き予防のため、最後の方の19番目のセーブファイルを用意しました。
"Dinar19.rb2"ファイルをそのまま、「Program Files」>「KOEI」>「Royal Blood II」フォルダ内に入れてください。
もし19スロットまで埋まっている場合は、あらかじめ、あなたのセーブデータのバックアップを取った上で行ってください。
当セーブデータの再配布は認めません。
当セーブデータの利用によって何らかの障害が生じたとしても、その原因が当セーブデータのバグや意図された動作によるものであるか否かを問わず、私、ひしひしはその責任を負いません。
利用者の自己責任において使用して下さい。
都市の背面(右上)から攻めます。
右の図は、最終決戦の第1戦を模したものです。行動順は、イル・ヴァンダ>ハーピー(酉)>シャルニス>ウロール>リザードマン(巳)となるかと思います。第1戦では、風の巫女はそのまま動かさなくていいです。
まずここですべきことは、図の赤丸で示した障害物(樹木)を破壊することです。近づいて来るハーピー・リザードマンを利用して魔法を放ちましょう。ウロールには村正(練気の祈り)を持たせています。
以下のように進めるとうまくいくと思います。まだサイクロンは使わなくて済みます。
続いて第2戦。サイクロンはまだ使わず。シャルニスを右図の矢印のように動かし、トルネードでアルトゥーリアと魔王グライヴァの2人を撃破。
何でグライヴァを倒すのかというと、デルニソスに補助魔法を掛けさせないため。シャルニスには使わせといて、相手には使わせない。私は卑怯者だ。
最後は「対デルニソス・各ダメージ検証」の検証図のように、風の巫女を所定の位置につけてからサイクロン。